- 今住んでる地域の水道料金って安いのかな?高いのかな?
- 地域によって水道料金の差ってどれくらいあるの?
- そもそも水道料金ってどうやって計算してるんだろう
このような疑問に全力でおこたえするね。
私たちが1日に使うお水の量は、1人あたり平均289リットルと言われています。
にひゃく・・桁が間違ってるんじゃないの?
間違いではありません。本当です。
※日本の水資源(国土交通省)
飲用はもちろん、お風呂・シャワー・トイレ・調理・食器洗い・洗顔・ハミガキ・洗濯・・
日常には欠かせない水道水。でも毎月どれくらいの料金がかかっているのかご存知ですか?
料金は気にしていたとしても、その料金は安いんでしょうか、高いんでしょうか。
そして
水道料金はどのような内訳になっているのでしょうか。
実は
都道府県単位で見ると水道料金の格差は2.1倍もの開きがあるんです。市区町村単位で細かく見ていくと格差は6倍とも8倍とも言われます。
今回は私たちが毎日使っている水道料金の内訳と都道府県ランキングを詳しくご紹介します。
ご紹介するランキングはあくまで参考としてご覧ください。
水道料金は自治体によって料金設定が異なり、料金改定も頻繁に行われています。
また水道を使う季節や時間、家族の人数や年代、利用のしかたによっても大きく変動します。
最後に月額定額でお水が使い放題のウォーターサーバーを紹介するね。もし興味があったら読んでみて。
もくじ
水道料金の内訳はこうなっていた!
水道料金は次の3つの項目を合計した金額です。
下水道のない地域では❸下水道料金は除いて計算されています。
水道料金=
❶基本料金+❷従量料金+❸下水道料金
意外と知らない水道料金の内訳。実はこの3つの項目で水道料金が決まっています。
表記にご注意ください
水道料金に下水道料金が含まれている場合と含まれていない場合があります。
下水道がない地域もあるためです。
表記①:基本料金+従量料金+下水道料金
表記②:基本料金+従量料金
どちらも「水道料金」と表記していることをご承知おきください。
ひとつづつ順番に紹介していくね。
❶基本料金
基本料金はお水の使用量に関係なく支払う料金です。
基本料金は、水道管や水道設備の維持管理に利用されるんだよ。水道を使わなくてもかかる料金なんだ。
メーターの口径(呼び径)によって料金が決まります。同じ口径(呼び径)でもお住まいの自治体によって料金設定はことなります。
基本料金の一例
東京都23区の場合
(呼び径) | 口径基本料金 |
---|---|
13mm | 860円 |
20mm | 1,170円 |
25mm | 1,460円 |
30mm | 3,435円 |
40mm | 6,865円 |
50mm | 20,720円 |
75mm | 45,623円 |
一般住宅では口径13~25mm
❷従量料金
お水を使う量に応じて支払う料金です
従量料金は、実際に使ったお水の量で計算されるんだよ。
従量料金の一例
東京都23区の一般用の場合
・呼び径は13~25mmの場合
※呼び径が30mm以上になると金額が変わります
使用量 | 料金 |
---|---|
1-5㎥ | 0円 |
6-10㎥ | 22円/㎥につき |
11-20㎥ | 128円/㎥につき |
21-30㎥ | 163円/㎥につき |
31-50㎥ | 202円/㎥につき |
51-100㎥ | 213円/㎥につき |
101-200㎥ | 298円/㎥につき |
201-1,000㎥ | 372円/㎥につき |
1,001㎥以上 | 404円/㎥につき |
1㎥=1,000リットルです
従量料金の計算例
ここでは29㎥のお水を使った場合の計算例をご紹介します。
呼び径(メーター口径)は20mmを想定
使用量ごとの単価が決まっているよ。さらに「呼び径」によっても単価が変わるからちょっと複雑だね。
❸下水道料金
使ったお水(使用水量)を汚水排出量とみなし計算されます。
下水道のない地域では請求されないんだよ。
従量料金と同じように利用量によって単価が変わります。
下水料金の一例
・東京都23区の一般汚水の場合
使用量 | 料金 |
---|---|
0-8㎥ | 560円 |
9-20㎥ | 110円/㎥につき |
21-30㎥ | 140円/㎥につき |
31-50㎥ | 170円/㎥につき |
51-100㎥ | 200円/㎥につき |
101-200㎥ | 230円/㎥につき |
201-500㎥ | 270円/㎥につき |
501-1,000㎥ | 310円/㎥につき |
1,001㎥以上 | 345円/㎥につき |
下水料金の計算例
ここでは29㎥のお水を使った場合の計算例をご紹介します。呼び径(メーター口径)は20mmを想定
従量料金と考え方は一緒だよ。
計算結果はこうなります
水道料金はこのように計算されます。
水道料金=❶基本料金+❷従量料金+❸下水道料金
ここでは、
- 1ヶ月に29㎥のお水を使用
- 呼び径は20mm
- 一般用水道利用
としているので、
❶基本料金(1,170円)
+
❷従量料金(3,143円)
+
❸下水料金(3,454円)
合計で
7,767円となります
つぎは47都道府県別の水道料金をみていこう。
エリア別の水道料金
算出条件
- お水の使用量20㎥
- 口径(呼び径)13mm
- 下水道料金を含まない料金
水道料金は公益社団法人「日本水道協会」のデータに基づき作成しています。http://www.jwwa.or.jp/index.html
北海道・東北
北海道・東北エリア
北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
関東
関東エリア
茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉・東京・神奈川
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
北陸・甲信
北陸・甲信エリア
山梨・長野・新潟・富山・石川・福井
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
中部
中部エリア
静岡・愛知・岐阜・三重
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
関西
関西エリア
滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
中国
中国エリア
岡山・広島・鳥取・島根・山口
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
四国
四国エリア
香川・愛媛・徳島・高知
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
九州・沖縄
九州・沖縄エリア
福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
47都道府県別ランキング
47都道府県
呼び径13mm・20㎥・1ヶ月分として計算
算出条件
- お水の使用量20㎥
- 口径(呼び径)13mm
- 下水道料金を含まない料金
水道料金は公益社団法人「日本水道協会」のデータに基づき作成しています。http://www.jwwa.or.jp/index.html
水道料金がエリアによって違う理由
私たちが使う水道は水道事業により成り立っています。
水道事業は税金ではなく利用者の負担でまかなわれているものなんです。
全国一律料金じゃない理由はここにあるんだよ。
水道料金が決まる条件はつぎの4つです。
- 地理的要因
- 歴史的要因
- 社会的要因
- 経済的要因
水源からの距離や水源となる河川などの水質、水道管の布設状況やメンテナンス事情等々、これらの要因が地域でちがうために水道料金に差が出てしまうわけです。
水道料金の請求が2ヵ月ごとの理由
検針と事務作業の手間を省くことで水道料金を安く抑えるため
水道料金を確定させるためには戸別の検針が必須です。検針の頻度を抑えることで人件費はもちろん、事務作業にかかわる費用を抑えることができます。
でも・・
同じライフラインである電気やガスは1ヶ月ごとでしょ?
電気やガスは公共の事業ですが、運営管理を行うのは民間の企業です。その一方、水道はほぼ自治体の運営となっています。
ここに、民間と公共の違いが現れていると言えます。
電気・ガス=民間事業
水道=公共事業
民間事業である電気やガスは、常に競争しないといけないから、より迅速なサービスを心がけているんだよ。
水道料金の疑問(FAQ)
浄水型ウォーターサーバーは定額でお水が使い放題!
当サイトはウォーターサーバーを専門にご紹介しているサイトなので、最後にコスパに優れたウォーターサーバーを簡潔にご紹介させてください。
浄水型ウォーターサーバーをご存知でしょうか。ご自宅の水道水をろ過したお水を利用するウォーターサーバーで、2020年以降、急速に人気を集めているタイプです。直近の新製品の大半が浄水型。人気の高さがうかがえます。
特徴は、
- 月額定額制なのでお料理や水やりなどにたっぷり使っても料金は同じ
- 重たいボトルを使わないので日常の手間が一切不要
- 機能は一般的なウォーターサーバーと同じなのでコスパがバツグンに高い
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
【月額定額&お水使い放題】水道水を利用する浄水型ウォーターサーバー13機種を徹底比較!
ランキング記事一覧 >
17のランキング記事を見てみる
コメント